Category : 婚活
◆《婚活》に食ひ物にされる人たち
 《婚活》ブームの仕掛け人は超フェミニスト

 
 《婚活》パーティーで知り合つた男の意識を混濁させて、132万円のローレックス2個をクレジットカードで買はせてゐた女が捕まつたけど、《婚活》の世界ではこんなの氷山の一角にすぎない。

 《婚活》サイトを通じて出会つた男を女が銀座のデパートに連れて行く。男に10万円のハンドバッグや洋服を買はせる。「今日はこれで」と女はドロン。女はそのまま大黒屋に直行しハンドバッグや洋服を換金。女の携帯もメールも音信不通。これ、《婚活》パーティーなんかに来なくてもと思ふやうな美人がよく使う手口。

 一方、男のワルは《婚活》サイトを出会ひ系サイト代はりに利用。年収1000万円と書けば(もちろんウソ)、女からメールが殺到する。出会つて一回目でホテルに直行。年収300万円なら渋る女も年収1000万円なら即ホテルに直行してしまふ女心。

 《婚活》周辺ではこんなことが日常茶飯事。カモにされるのはウブな男と女。彼ら、彼女らは、今度こそ《いい女》《いい男に》にめぐり会へるのではないかと胸をときめかせながら《婚活》パーティーに出席する。そして、誰からも相手にされない絶望感を味はつて家路につく。

 《婚活》の世界は《カネ》と《計算》と《絶望》の世界だ。

 《婚活》パーティーや《婚活》サイトを通じた出会ひで幸福を手に入れた人たちと、《婚活》パーティーや《婚活》サイトで食ひ物にされた人たち、絶望に打ちひしがれた人たち。これらを比べれば、圧倒的に後者が多いと思ふ。

 でも、当然さうなるのが《婚活》の宿命なんだよね。

 そもそも、《婚活》ブームの火付け役たちは、男と女がいい結婚相手をにめぐりあへるやうにと思つて、《婚活》などと言ひ出したわけではない。《婚活》ブームの仕掛け人は超フェミニストなのだから。


(この項続く)

 

 
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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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