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羽毛田・園部らの奸臣一派は、はじめから女系天皇を実現することしか考へてゐないと言つていい。

無知なマスコミ・国民、それからアホな保守派たちを引つ掛けるためにうちあげられた偽計的スローガン、それが「女性宮家の創設」だ。

週刊誌は奸臣一派の宣伝に踊らされ、女性天皇・女系天皇に反対する保守派にも、女性宮家ならいいのではないかと言ひ出す人があとをたたない。この人たち、もしかしたら、あの「皇室典範に関する有識者会議」が出した報告書さへも読んでないのではないか。

吉川・羽毛田・園部・古川らが主導して作成した、フェミズム色と反天皇色に彩られた「皇室典範に関する有識者会議報告書」(平成17年11月)は、グダグダと女系天皇のメリットを書き連ねたあげく、「このような意義に照らし、今後における皇位継承資格については、女子や女系の皇族に拡大することが適当である」と高らかに女系天皇擁立の結論を宣言した上で、こんなことを書いてゐる。

「なお、皇位継承資格を女子に拡大した場合、皇族女子は、婚姻後も皇室にとどまり、その配偶者も皇族の身分を有することとする必要がある」

女性皇族も皇位継承資格を有するわけだから、女性皇族は結婚した後も当然、皇室にとどまることになる。そして配偶者も皇族となる。

その時の、この女性皇族の称号は? 

当然、○○宮といふことになる。

女性皇族が婚姻後も皇室にとどまるためには、女性宮家の創設が前提とならざるをえない。女性宮家といふ制度がなければ、女系天皇の制度をつくることはできない。女性宮家の創設は、女系天皇制度の創設が前提となる。女系天皇制度をつくるのでなければ、女性宮家も必要はない。

女系天皇と女性宮家は一体の関係にある。ただ、この報告書が、女性宮家といふ言葉を使つていないだけの話である。


奸臣勢力は、「女系天皇問題と女性宮家問題を切り離して論議する」といふ宣伝をしきりに流してゐるが、切り離して論議できるわけがないことは考へなくて分かる。

切り離して論議できると勘違ひしたオッチョコチョイたちが、踊り始めるのをみて奸臣どもはほくそ笑んでゐる。



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天皇陛下の心臓冠動脈のバイパス手術が無事終了した。「多くの国民が安堵(あんど)の胸をなで下ろしたことだろう」と読売新聞社説(2月19日付)は書いてゐる。

当方も陛下の御病状には「安堵」した一人だが、実はこの度の天皇の御不例に際して、良からぬ事態を予期してゐたのだが、ほかならぬこの反皇室新聞の社説記事が当方の懸念した、良からぬ事態を実証して見せてくれたので、紹介したい。

とりあへず、読売の社説の全文を下に掲げよう。

***********************

「天皇陛下の手術 ご快癒と公務の負担減を願う」
(2月19日付・読売社説)

 天皇陛下のご快癒を祈りたい。陛下のご健康や78歳という年齢に配慮して、宮内庁には、今後の公務の負担軽減を図ってもらいたい。
 陛下は18日、心臓冠動脈のバイパス手術を受けられた。約4時間にわたった手術は無事終了した。多くの国民が安堵(あんど)の胸をなで下ろしたことだろう。
 昨年2月の検査で、冠動脈の血管が狭くなる「狭窄(きょうさく)」が初めて確認された。医師団は薬物治療を続けてきたが、今月の精密検査で狭窄の進行が認められた。
 バイパス手術を選択したのは、成功率が高く、今後の陛下のご活動に支障がないよう血流を十分に回復させることができる、との判断からだったという。
 ただ、全身麻酔で胸を開く手術だ。回復にはある程度時間がかかる。がんとの闘いも続く陛下には、どうか無理をなさらず、治療と静養に専念していただきたい。
 難しいのは公務との兼ね合いである。年間1千件近い内閣の書類への署名・押印、首相や閣僚ら認証官の任命式、国賓歓迎行事、地方訪問……。宮中祭祀(さいし)も多い。
 加えて昨年は、東日本大震災後、7週連続で被災地や避難施設を訪問、陛下自ら被災者を励ましてこられた。11月の気管支肺炎での入院も、疲労蓄積で抵抗力が弱まったため、と医師団は見ている。
 それでも陛下は、震災から1年となる3月11日、政府主催の追悼式典への出席を望まれている。
 3年前、宮内庁は式典での陛下のお言葉を原則取りやめるなどの負担軽減策を打ち出したが、行事削減までは踏み込まなかった。
 今後、陛下の体調が心配されるときや静養の際には、皇太子さまが国事行為の臨時代行や名代を務めたり、皇族方が各種行事に出席して陛下の思いを伝えるといった柔軟な対応も必要になろう。
 その陛下が心配されているのが、皇室の将来である。
 現在、22人いる皇族のうち30歳以下は9人で、悠仁さまを除く8人が未婚女性だ。結婚すると皇室を離れるため、次第に皇族は減っていく。近い将来、皇室活動の安定性に重大な不安が生じる。
 政府は、皇族女子が結婚後も皇室に残ることを可能にする「女性宮家」の創設と、皇室典範改正を検討するため、近く有識者からの聞き取りを開始する。
 野田首相も、皇位継承問題と切り離して、女性宮家に早急の結論を出したい意向を示している。
 陛下と、国民の安心につながる議論を望みたい。

***********************

陛下の体調が心配→過大な公務→公務負担の軽減を→皇族の減少→皇室活動に不安→早急に女性宮家の創設を

反天皇勢力が最近、示しあはせたやうに言ひ始めた、天皇の負担軽減のために女性宮家の創設をといふ、プロパガンダの見本のやうな記事だ。

この記事の主眼は、天皇の健康に対する心配よりも、女性宮家の創設を急げといふ結論にあることは、誰にも分かる。女性宮家の創設を言ひたいがために、天皇の御不例を利用してゐるとしか思はれない。この連中、ほとんど天皇の御不例を待つてゐたのではないか。

陛下の御病気の話から、「女性宮家の創設」に話を持つていくのに、「その陛下が心配されているのが、皇室の将来である」と、当の天皇を持ち出すといふのも、宮内庁奸臣グループなど反皇室勢力に共通する手口と言へる。

この記事は最後に「陛下と、国民の安心につながる議論を望みたい」と、さり気なく付け加へる。「陛下と」に御注目あれ。実は、天皇陛下も女性宮家の創設を望んでゐるんだよ、と言ひたいらしい。

天皇の御不例を利用した、反天皇勢力のプロパガンダはこれからますます増へてくることだらう。天皇の御不例のみならず、皇室が直面するあらゆる問題を自分たちのプロパガンダに利用する。これが宮内庁の奸臣らの根本戦略である。このテーマは、いづれ改めて追及したいと思ふ。









宮内庁とその周辺に暗躍する「反天皇」勢力にとつて、「天皇制度改革」の最終目標ははじめから女系天皇しかない。しかし、女性天皇・女系天皇正面に打ち出して強行突破を図るのは難しいとみたこの奸臣・奸賊らは、「女性宮家」戦略に切り替へて、新たな世論工作をスタートさせた。「女性皇族の方々が結婚する年齢に近づいてきた」「女性皇族が結婚して皇籍離脱すれば悠仁親王が即位するころには皇族は悠仁親王ひとりになつてしふ」「このまま皇族が減少すれば皇室のご活動に支障が出る」などと、もつぱら女性皇族の皇籍離脱の方面から、皇室先細りの危機感を煽り立て始めたのだ。

ここでひとこと言つておくと、「女性宮家」といふのは「女系天皇」の別名にすぎない。「女性宮家」イコール「女系天皇」。従つて、かれらが「女性宮家」戦略を開始したといふのは、かれらは女性・女系天皇という言葉を使ふのをやめて、「女性宮家」といふ言葉でカムフラージュする戦略じたといふ意味だ。

さて、かれらが「女性宮家創設」戦略に利用したしようとした人物がゐる。誰か? 

なんと、秋篠宮家の眞子内親王なのだ。

眞子内親王は平成23年10月23日に「ご成年」をお迎へえになつたが、奸臣・奸賊らが女性宮家工作開始にあたり、狙つてゐたのがこの眞子内親王の「ご成年」といふタイミングだつた。

平成23年10月に奸臣らは何をやつたか、振り返つてみよう。

10月5日 羽毛田宮内庁長官、野田首相と会談、「緊急性の高い課題がある。女性宮家の創設だ。眞子内親王は今月成年を迎へる。やがて結婚するだらう。さうすれば皇族でなくなる。眞子内親王が皇籍離脱したのちに、皇室典範を改正すれば、眞子内親王と次女の佳子内親王とでは身分が違つてきてしまふ。皇室典範改正は急がなければならない」と吹き込む。

10月19日 眞子内親王、「ご成年」を迎へるにあたり記者会見。記者が「将来のご結婚についてのお考へ」を質問。

10月23日 眞子内親王「ご成年」に関する報道。

10月27日 羽毛田長官が記者会見、「女性皇族の方々が結婚に近い年齢になつてゐる。皇位継承の安定と皇室のご活動といふ意味で課題がある」「皇室典範の見直しの緊急性がだんだん高まつてくる」「状況認識は野田内閣にも伝へてある」などと述べる。

11月25日 藤村官房長官が会見で、10月5日に羽毛田宮内庁長官が野田首相と会ひ、皇室典範早期改正を要請したことを明らかにする。

用意周到なものではないか。

内親王がいつご成年を迎へるかなどといふことははじめからわかつてゐることで、今さら、騒ぐやうなことではない。それにもかかはらず、「女性皇族がゐなくなる、大変だ大変だ」と調子を合はせるマスコミや論者も少なからず存在し、さらに奸臣グループの別働部隊たる朝日新聞読売新聞が煽り立てたこともあつて、眞子内親王ご成年を最大限に利用した女性宮家宣伝工作はそれなりの成功をあげたと言へるだらう。
宮内庁といふ役所は皇室典範改悪の策源地と化してゐる。そこでは天皇の奸臣たちが、どうすれば国民をうまく騙して女系天皇を実現できるか、日夜、密議を重ねてゐる。

奸臣の頭目が宮内庁長官羽毛田信吾といふ人物である。

女系天皇擁立の野望にとりつかれたこれら奸臣たちにとつて、最大の痛恨事は、6年前に「あの方」が誕生してしまつたことだ。あの方は平成18年9月6日に御誕生あらせられた、今上陛下の御二男秋篠宮親王殿下の御長男として。

その7ヶ月ほど前、あの方の御母秋篠宮妃殿下の御懐妊の報を側近から耳打ちされた時の、時の総理大臣の引きつた顔は、国民の脳裏に刻印された。女性天皇と女系天皇の区別もつかないこのライオン頭の権臣が、あの方の御誕生を歓迎してゐないことは誰の目にも明らかだつた。

我が国開闢以来例を見ない女系天皇擁立を企図した天皇の奸臣たちの野望は、あのお方―悠仁親王殿下―の御誕生によつて打ち砕かれた。と言ひたいところだが、奸臣たちはその後も策動を続け、次なるチャンスをひそかに伺つてゐた。

奸臣らが女系天皇擁立謀略作戦を再開する機会は意外に早くめぐつてきた。民主党政権の発足である。

奸臣たちは、民主党が政権党であるうちに皇室典範改悪に持ち込むといふタイムスケジュールを策定し、「女性宮家の創設」といふフレーズを前面に押し立てることに決めた。
プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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