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■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第9回)


 「配偶者控除は維持します」と衆参選挙の公約に掲げた自民党
  選挙の谷間を狙つて公約を破棄した悪だくみ
  法人税減税とセットで推進される配偶者控除の廃止
 


 自民党政府が配偶者控除を廃止するのは、正しい意味において国民に対する裏切り行為といへます。

 なぜなら、自民党は平成24年の衆議院選挙でも、平成25年の参議院選挙でも、配偶者控除の維持を公約に掲げてゐたからです。

 昨年の参議院選挙で、自民党が選挙公約とともに発表した「総合政策集」を読み直してみませうか。

《社会の基本は「自助」にありますから、家族の助け合いの役割も正しく評価されなければなりません。その観点から、配偶者控除は維持し、児童手当との関係を整理した上で年少扶養控除を復活します。》

 配偶者控除は維持します、とちやんと書いてある。

 と同時に、年少扶養控除を復活します、とも書いてある。子供手当創設に伴って止されたのが年少扶養控除だから、民主党の子供手当にかかはる制度は一切破棄すると、自民党は公約で宣言したのです。

 そして、民主党政府が子供手当と抱き合はせで計画した配偶者控除の廃止も、我が党はやりせんよ、と言つてゐるわけです。

 安倍総理が、配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止を検討するよう財務相と厚労相に指令を出したのが、今年の3月です。選挙から1年もたたないうちに抜け抜けと公約破りをしたことになります。

 公約違反ではないかなんて、安倍総理を追及しても無駄です。なぜなら、配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止は、彼の確信犯的行動なのですから。

 なぜこの時期に、安倍総理が配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止を持ち出したのか分かりますか? 簡単です。今年と来年は選挙の谷間だからです。自民党政府が衆議院を解散するわけもないから、2年後まで国政選挙はない。年内に配偶者控除の廃止を決め、来年度から実施すれば、再来年選挙が行はれても、その頃には主婦層からの反発は薄まつてゐる、と読んだのでせうね。

 この人、暗愚総理にしては、結構、ワル知恵が働くのです。

 公約違反も意に介さず、安倍総理が配偶者控除の廃止に動く目的はただひとつ、増税です。
 
 何のための増税か?

 法人税を減税して、減税分の財源の穴埋めをするためです。

 日本企業の国際競争力をつけて、外国企業の日本参入を促進するといふ謳い文句で、法人税を大幅に引き下げる。法人税を大幅減税した場合、法人税をいくらいじくり回しても、法人税減税分の財源が不足する。

 そこで目をつけたのが配偶者控除の廃止なんですね。

 配偶者控除を廃止すれば、年間6000億円もの税金が国民からころがり込む。これを、法人税減税分の財源に振り向けるといふ仕組みけです。

 つまり、配偶者控除廃止計画は、法人税減税計画とセットになつてゐるのです。
 
 配偶者控除廃止を画策する産業競争力会議と経済財政諮問会議の顔ぶれをみてごらんなさい。オール財界です。加へて、楽天の三木谷みたいな無国籍者の集まりです。

 法人税を大幅に減らしてもらつた上に、主婦たちを労働市場に駆り出してもらへば、主婦パートたちをますます低賃金でコキ使へる。彼らのそんな魂胆が透けて見えるやうです。

 昨年6月の参議院選挙において、自民党が次のやうな立派な公約を麗々しく掲げてゐたのを果たして国民のみなさんは御存じかどうか。

 《家族の絆を深め、家族基盤の充実を図ります。》

 これが真つ赤なウソであつたことを、これからゆつくり検証していきたいと思ひます。


 (この項続く)


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■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第8回)

  「子供手当」の息の根を止めた東日本大震災
 

 民主党政権の子供手当は、平成22年3月、子供手当支給法が一年間の時限立法として成立し、平成22年度は月額1万3千円が支給されました。しかし、民主党はその年の夏には、公約である2万6000円の全額支給を早々を断念。そして、翌平成23年3月11日、東日本大震災が発生します。

 菅内閣は3月末に、子供手当支給法のつなぎ法案を成立させ、月額1万3千円の子供手当は9月まで支給されるものの、8月の民主、自民、公明の3党合意で、9月から翌24年3月まで子供手当の内容を改変して存続させるが、24年度以降は児童手当法に戻して子供手当を廃止することを決定します。

 東日本大震災の復興財源確保に迫られる民主党内閣にとつて、子供手当どころではなくなつたわけです。つまり、小宮山洋子発案にかかる民主党の子供手当制度の息の根をとめたのは、東日本大震災といふことになります。

(その後成立した東日本大震災復興特別会計の平成24年度当初予算で、子供手当から児童手当への移行に伴ふ見直し分として、4272億円が計上され、子供手当は名実共に消滅します。)

 小宮山洋子は、3党合意の翌月、野田内閣の厚労相に就任しますが、子供手当が廃止と決まつて面白くない彼女は、「ちよつと姿を変へたが継続した。名を捨ててはゐない」とパーティで発言して物議を醸します。

 その後、厚労相として、配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止に向かつて突つ走つたのは、子供手当廃止の鬱憤晴らしだつたかもしれない。

 民主党内で、配偶者控除の廃止で小宮山洋子を終始強力に後押ししたのは、岡田克也でした。

 政権末期の平成24年11月、岡田副総理は国会で、民主党政権の財源確保の問題について、自民党の小泉進次郎議員から追及されて、次のやうに答弁してゐる。

《例えば、税制でいえば、マニフェストで書いてできなかった最大のものは配偶者控除・配偶者特別控除の廃止なんです。これは金額が非常に大きいんですね。しかし、改めて政権与党になった上で議論してみたところ、特に党の中で、配偶者控除の廃止についてはかなり強い異論もあったという中で、なかなか廃止には至っていないということであります。》

《私などは廃止論者ですから、マニフェストに書いた以上、それはやるべきだというふうに基本的には考えていますが、残念ながら、共通認識といいますか、党の中で一致するには至らなかったということで、ここは、そういうマニフェスト、配偶者控除について、我々としては意見集約して出したつもりですが、残念ながらそうは至っていないのは、やはり見通しが甘かったということだと思います。》

 小宮山洋子の著書『私の政治の歩き方』には、岡田克也との対談も収録されてゐます。

《小宮山 ・・・・初めてマニフェストで「子ども手当」などを大きく打ち出したのが、岡田さんが代表のときだったんですよね。そのときに私が子ども政策の責任者をしていたので、一緒に作ったということなんです。岡田さんが、子どを大事に、政策の中にと思われたのは、どういうところから?》

《岡田 いや、小宮山さんが怖かったから(笑)》

 小宮山洋子が政界を去つてから、民主党内では配偶者控除をめぐる様相が一変し、配偶者控除廃止など口にする議員はゐなくなつたらしい。

 ところがここへきて、民主党の過激なジェンダーフリー大臣の衣鉢を継いで、配偶者控除を廃止してやらうと意欲を燃やす人物が現れてくれた。それが自民党の安倍晋三君なんですね、何度も言ひますが。

 実に不可思議な情景といはなくてはなりません。

 不可思議なといへば、民主党の厚生労働大臣小宮山洋子が、配偶者控除の廃止を持ち出した時、さんざん批判した自称保守の面々が、自民党の総理大臣安倍晋三が同じことを言つてゐるのに、批判するどころか、だんまりを決め込んでゐるのも、実に不可思議な情景です。
 
 旧社会党や民主党がやれば批判するのに、同じことを自民党がやると、頬冠りを決め込むといふ、頭の足りない自称保守の処世術的行動パターンは、今に始まつたことではありませんが。暗愚総理の精神分析のついでに、これから、自称保守の堕落的軟弱習性も分析してみようか。案外面白いかも。

      (この項続く)
■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第7回)


 配偶者控除と第3号被保険者制度を葬るために「子供手当」を考へ出した小宮山洋子


 民主党政権時代、「子供手当」なる制度が創設されましたが、国民に悪評紛々だつた「子供手当」を考へ出したのは、鳩山由紀夫でもありません、菅直人でもありません、小沢一郎でもありません。「子供手当」を考へ出したのは、安倍晋三君が呼ぶところの「「過激なジェンダーフリー論者」小宮山洋子です。

(「子供手当」は政府の法案でも「子ども」と表記しますが、フェミニストたちは「供」といふ漢字を忌み嫌つて、「子ども」と表記します。「供」は、「女子供」と使はれるやうに、男性支配思想に由来するといふ屁理屈がまかり通つて、いまや政府の公文書も「子ども」が主流ですが、当方がフェミ供の言葉狩り規制なんかに従ふはずもないので、以下すべて「子供」と表記します。)

 小宮山洋子はなぜ「子供手当」を思ひついたのでせうか?

 配偶者控除と第3号被保険者制度を廃止するために、「子供手当」なる制度を案出したのですね。

 専業主婦を撲滅に執念を燃やす小宮山洋子は、配偶者控除と第3号被保険者制度を廃止したくてたまらない。しかし、国民に対して、配偶者控除と第3号被保険者制度を廃止すると宣言すれば、「過激なジェンダーフリー論者」のお里が知れて、主婦層の反発をかつてしまふ。そこで、「子供を社会が育てる」といふ美名の下に、「子供手当」を創設することを思ひついたわけです。

 「子供手当」制度を創設すれば、当然、財源が必要になる。「子供手当」の財源には、配偶者控除などを廃止して、その増収分を充当する。「子供手当」を餌にすれば国民の反対もかはすことができて、制度改正のどさくさにまぎれて配偶者控除と第3号被保険者制度を葬ることができる―これが小宮山洋子の描いた遠大な専業主婦撲滅計画でした。

 民主党の野党時代から、民主党税制調査会の中心的存在だつた小宮山洋子は、周囲のフェミニスト議員たちと、配偶者控除と第3号被保険者制度を葬るための「子供手当」創設計画を練り上げます。そして、党執行部に、「子供手当」をマニフェストの上位に位置づけるよう働きかけてゆくのです。

 小宮山洋子には『私の政治の歩き方』といふ3巻本の著書があります。第3巻「政権交代編」では、《「子ども手当」こうして作った》と副題を掲げて、文字通り「子供手当」は私がつくつたんだと、自分が果たした役割を得意げに記してゐます。

 この自画自賛本によると、小宮山洋子は党内では岡田克也と近く、岡田が民主党代表だつた平成17年(2005年)の衆議院選挙のマニフェストに、月額1万6千円の子供手当を支給するといふ公約が盛り込まれる。
 
 平成19年の参議院選挙の時は、小沢代表に、子供政策の順位を下げないようにとねじ込みます。小沢一郎は選挙目当てで、1万円を上乗せし、かくて月額2万6千円といふ公約がマニフェストの上位に掲げられる。

 平成21年の衆議院選挙では、「子育て・教育」は民主党マニフェストの2番目となり、子供手当を中学卒業まで一人あたり年31万2千円を支給すると宣言します。

 この衆議院選挙で民主党は大勝。鳩山内閣が発足して、「子供手当」は実現したものの、財源が足りずに、月額2万6千円の半額の1万3千円でスタートせざるを得ない羽目に陥りました。

 小宮山洋子は著書の中で、配偶者控除を廃止するといふ方針は民主党の税調の段階で固まつてゐた。そして、《その時々の事情で複雑にできあがっている税の控除、いわばオマケをなくして》、サービス給付に変へていく。これが民主党の税調の基本方針だつた、と書きます。

 配偶者控除は《オマケ》だつたわけです。《オマケ》にすがつてゐるのが専業主婦といふことになります。

 「子供手当」は当初、1万6000円とされました。
 
 この額はどのやうにして決まつたのか?

 「子供手当」と引き換へに配偶者控除や年少扶養控除を廃止する。《この時廃止する控除額を子供の数で割ったのが、1万6000円でした。》

  なんと簡単な計算でせう。いともあつさり配偶者控除などを廃止して、その分を子供手当としてバラまく目論みだつたことが知れます。

  しかし、配偶者控除の廃止は、「過激なジェンダーフリー論者」の思惑通りに事が運びませんでした。、

 「子供手当」はやがて民主党内閣のお荷物となり、財源のめどがつかないまま迷走を続けます。

  (この項続く)

■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第6回)

 
 小宮山洋子を《過激なジェンダーフリー論者》と呼んだ安倍晋三君
 ジェンダーフリーを信奉して配偶者控除廃止を推進した小宮山厚生労働大臣




 男と女には、性差も、区別も、役割分担の違ひもないのよ、と叫ぶフェミニストたちが暴走したジェンダーフリーの嵐が吹き荒れたのは、男女共同参画社会基本法が成立した平成11年の前後10年ほどのことでした。

 ジェンダーフリーの嵐を鎮静化させるべく、自民党は過激な性教育やジェンダーフリー教育の実態を調査するプロジェクトチームを立ち上げたのですが、その座長におさまつたのが安倍晋三君でした。

 ジェンダーフリー台風が吹き荒れてゐた頃、安倍晋三君は副官房長官、自民党幹事長、官房長官など要職を歴任してゐたが、ジェンダーフリー問題にはすこぶる熱心で、保守派の人たちは何かといふと安倍君のところに参上してゐたものです。つまり彼は、政界における反ジェンダーフリー派の旗頭的な存在なのでした。

 自民党政府は官公庁に対して、ジェンダーフリーといふ言葉を使はないようにといふ通達を出したりしましたが、そんな程度のことで、日本中にはびこつたジェンダーフリー汚染が一掃されるはずもない。

 自民党から政権を奪取して、ジェンダーフリー政策を全面展開したのが民主党政権です。

 民主党政府が2010年に策定した「第3次男女共同社会基本計画」には、民主党のジェンダーフリー政策がこれでもかこれでもかと並べ立てられてゐる。

《男女の社会における活動や個人の生き方が多様化する中で、男女の社会における活動の選択に対して中立的に働くような制度構築が必要であり、男性片働きを前提とした世帯単位の制度・慣行から個人単位の制度・慣行に変更するといった視点から、固定的性別役割分担を前提とした制度・慣行の見直しを行う。》

《男女共同参画の視点をあらゆる施策に反映させるため、男女の置かれた状況を客観的に把握するための男女別等統計(ジェンダー統計)の充実に努めるとともに、ジェンダー予算の在り方や家庭で担われている育児、介護などの経済的・社会的評価のための調査・研究を行う。》

《女子差別撤廃委員会の最終見解における指摘事項について点検するとともに、日本の文化、社会の状況等にも配慮しつつ、国際的な規範・基準の積極的な遵守や国内における実施強化などにより、国際的な概念や考え方(ジェンダー等)を重視し、国際的な協調を図る。》

 《女の社会における活動の選択に対して中立的に働くような制度構築》《固定的性別役割分担を前提とした制度・慣行の見直し》といふ表現は、ジェンダーフリー思想そのものです。

 その上で、男性片働きを前提とした《世帯単位の制度・慣行》から、《個人単位の制度・慣行》への変更が高らかに宣言される。

 ジェンダーフリー思想が税制に適用されると、どうなるか?

《税制については、男女の社会における活動の選択に中立的な仕組みとしていくことが重要である。個人所得課税については、従来は片働き夫婦子二人世帯を標準世帯と考えて検討される側面が強かったが、今後は個人を中心とした考えを重視する必要がある。国民生活に与える影響に配慮しつつ、配偶者控除の縮小・廃止を含めた税制の見直しの検討を進める。》

 配偶者控除など縮小・廃止して当然といふ結論が導き出されるのです。

 フェミニズムを理念とする民主党の方針は人事にも現れてゐて、社民党の福島瑞穂を男女共同参画担当大臣に就任させ、この超フェミニストに好き放題のことをさせ、次いで誕生させたのが超々フェミニスト小宮山洋子の厚生労働大臣就任といふ次第。

 野田内閣の厚生労働大臣に小宮山洋子が就任した時、痛烈にこの人事を批判したのが安倍晋三君です。当時の彼のブログの記事を読んでみませう。

《 野田総理への期待は輿石幹事長の誕生でしぼみ始めましたが、組閣をみて失望に変わりました。 過激なジェンダーフリー論者であり、家族の価値を認めない小宮山洋子氏を厚生労働大臣。 民主党左派で、光市母子殺人事件の弁護団のとんでもない主張を支持し、大きな批判を浴び、さらに安倍内閣が取り組んだ犯罪被害者の権利擁護の為の立法を邪魔をした平岡秀夫氏をなんと法務大臣にしました。 これでは『左翼泥々内閣』ではないですか。 保守派としての野田さんの姿は欠片も見えません。 目に映るのは『泥々のどじょう』だけです。 》

 過激なジェンダーフリー論者であり、家族の価値を認めない小宮山洋子を厚生労働大臣を就任させた野田内閣を《左翼泥々内閣》とクソミソに酷評してゐるのです。

 よほど小宮山洋子の厚労大臣抜擢が気に食はなかつたものとみえて、彼は別の媒体でも批判を展開する。

《厚労相に小宮山洋子氏をあてたことも理解できない。彼女は、家族の価値を認めないジェンダーフリー論者であり、夫婦別姓推進論者である。そんな人物が、子育て政策の責任者になるなど、おかしい。》

 小宮山洋子が過激なジェンダーフリー論者であり、家族の価値を認めない人物である、といふ安倍晋三君の認識は全く間違つてゐなかつたと私は思ひます。

 然るに、小宮山洋子は厚生労働大臣として何をやつたのか?

 配偶者控除を廃止しようと計画したのです、ジェンダーフリー思想と家族の価値を認めないといふ自分の思想に基づいて。

 配偶者控除廃止の根底にあるのはジェンダーフリー思想であることくらゐ誰にも分かりさうなものです。

 安倍晋三君に、一体この認識がおありなのどうか?

 女性の社会進出を促進するために、女性の社会進出を阻害する制度にほかならない配偶者控除を廃止する。これが安倍晋三君が展開してをられる論理です。

 でも、《女性の社会進出》といふフレーズが、フェミストたちが主婦を家庭から追ひ出すときに用ゐる常套文句なのを安倍晋三君は御存じなのでせうか?

 ジェンダーフリーが信念の小宮山洋子サンが、配偶者控除廃止に意欲を燃やすのは、是非は別として、理解できる。しかし、反ジェンダーフリーが信念の安倍晋三君が、配偶者控除廃止に意欲を燃やす理由が、私にはさつぱり理解できない。

 配偶者控除を廃止して国民に年間6000億円もの大増税を強い、パートの仕事に従事してゐる多くの女性たちをいやいや長時間労働に駆り立ることが日本経済の活性化につながると、本当に安倍晋三君が信じてゐるとすれば、総理大臣としての彼の頭脳構造には本質的に欠陥があるといはなければなりません。

 それとも、この反ジェンダーフリーの元旗頭は、いつの間にか小宮山洋子張りのジェンダーフリー信者に宗旨替へしてしまつたのでせうか?

 我々国民は銘記する必要があります。安倍総理がかつて小宮山洋子厚生労働大臣と過激なジェンダーフリー論者と呼んだことを。そして、過激なジェンダーフリー論者である厚生労働大臣が在任中、全精力を傾注したのが配偶者控除制度の抹殺であつたことを。





 (この項続く)
■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第5回)


―「専業主婦撲滅論者」小宮山洋子元厚労相がエールを送る安倍総理のジェンダーフリー政策(続)―




 「専業主婦撲滅論者」小宮山洋子元厚労相のお話の続きです。

 週刊文春が平成23年11月に掲載した2011年度版「女が嫌いな女ランキング」ほど、厚生労働大臣時代の小宮山洋子サンが日本の女性たちから毛嫌ひされてゐたかを教へてくれる記録はありません。

 1位 沢尻エリカ(2位)
 2位 和田アキ子(3位)
 3位 谷亮子(1位)
 4位 久本雅美(4位)
 5位 前田敦子(41位)
 6位 蓮舫(5位)
 7位 藤原紀香(10位)
 8位 神田うの(12位)
 9位 磯野貴理子(8位)
 10位 小宮山洋子(圏外)

 政治家で10位以内に登場してゐるのは、谷亮子、蓮舫、小宮山洋子の三人で、みんな当時の民主党の政治家です。

 次期オリンピック金メダルへの道を放棄して政治にすり寄つた谷亮子が女性から嫌はれ、事業仕分け「仕分け人」の時の横柄かつ高圧的かつクソ生意気な態度で悪名を轟かせた蓮舫が女性から嫌はれるのは至極納得がゆきます。

 このお二人と同じレベルで日本の女性たちから嫌はれてゐたのが小宮山洋子サンなのでした。

 タレントへの好き嫌ひは、顔が嫌ひ、話し方が嫌ひ、態度が嫌ひ、生き方が嫌ひ、で決まるとしても、政治家への好き嫌ひの場合は、政治家としての活動への好悪も反映してゐるはずです。

 小宮山洋子サンの場合には、高慢ちきな態度が嫌はれたと同時に、彼女のフェミニズム臭も女性たちから総スカンを食らつてゐたことは明らかです。いくら態度が高慢ちきでも、小宮山洋子サンのフェミニズム政策が大好きといふ女性が多ければ、「女が嫌いな女ランキング」のベストテンなどに顔を出したりはしないでせうから。

 さて、配偶者控除と第3号被保険者制度を廃止に追ひ込むといふ小宮山厚生労働大臣の専業主婦撲滅作戦は失敗に終はり、失意のうちに政界を去つた小宮山洋子サンでしたが、政界引退後もブログで近況などを綴つてをられます。

 元厚労相が書き込んだ、ことし3月20日の記述はとても興味深いものです。タイトルは《働く女性の制度の壁、見直しへ 》。ちよつと読んでみませう。

《女性が能力を発揮して働くことを妨げる、税制や年金などの制度の壁を見直す議論が、政府で行われています。19日に開かれた、政府の経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議で、安部総理が、働き方を制約しない税・社会保障制度の見直しを検討するよう指示しました。現状では、税制では、103万円を収入が超えると配偶者控除がなくなるため、その範囲内で働き止めをしているケースが多くみられます。また、130万円以内だと年金や医療の保険料を払わないですむという社会保障制度の問題もあります。専業主婦の第三号被保険者問題といわれているもので、この場合は、夫が支払うのではなく、独身の人も、母子家庭の母親も、その年金の仕組みに入っている人たちが、サラリーマンの妻の保険料を支払うという、どう見ても不公平な制度になっています。》

《私は、NHK解説委員としても、政治家としても、見直しを主張してきました。政権を担ってい時には、大震災などがあったこともあり、政治の中で優先順位を上げることができずに、実現できませんでした。》

《配偶者控除の廃止、第三号被保険者制度の改正、社会保険の適用拡大を、総合的に進めて、働く意欲のある女性が、せいいっぱい働けるようにすることが、必要だと思います。諮問会議の学者などのメンバーが重要課題としてあげている、待機児童解消、労働時間の短縮、女性の働き方を阻害している制度の是正などを、合わせてすることだと思います。こうしたことが実現してこそ、政権がめざしている、女性の活力をいかす働き方ができるのです。》
 
 3月20日といふ日付に注目していだだきたい。

 内閣総理大臣安倍晋三君が第1回経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議で、財務大臣と厚生労働大臣に、配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止に向けて検討を始めよと指令を飛ばしたのが3月19日。その翌日なんですね、この記事が書かれたのは。

 安倍首相の発言に我が意を得たりとばかりに、配偶者控除などを廃止してこそ、安倍政権が目指す《女性の活力をいかす働き方ができる》と安倍晋三君にエールを送つてゐるわけです、この「専業主婦撲滅論者」の元厚生労働大臣は。

 私がどうしても果たせなかつた配偶者控除や第三号被保険者制度を廃止して専業主婦を撲滅しようといふ夢を、なんと自民党の安倍総理が叶へてくれようとしてゐる! ウレシーイ! 頑張れ安倍晋三君! とは書いてないが、そんなヨロコビが行間に横溢してゐるやうです。 


 (この項続く)



■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第4回)



  ―「専業主婦撲滅論者」小宮山洋子元厚労相がエールを送る
   安倍総理のジェンダーフリー政策―

 

 民主党政権時代の話を続けます。

 民主党は平成16年(2004年)以来、マニフェストに配偶者控除の廃止を謳つてきました。民主党が野党だつた時代から、配偶者控除と年金の第3号被保険者制度の廃止を唱へ続けて、党内のフェミニズム政策をリードしてきたのが、小宮山洋子といふ政治家です。

 加藤一郎・元東大総長の娘にして、元NHK解説委員。ジェンダーフリー論者にして、夫婦別姓論者。何よりもこの人は、党内きつての専業主婦撲滅論者として勇名を馳せてきたのでした。当時の週刊誌は、彼女には二回の離婚歴があり、幸福な家庭を築けなかつたことが専業主婦憎悪の念の根底にある、と分析してゐます。

 この上野千鶴子顔負けのウルトラフェミニストが、民主党政権時代に射止めたのが厚生労働大臣といふポストです。厚生労働省といふ役所は、女性の労働問題とか女性の社会進出なんてことをやつてる役所で、内閣府の男女共同参画局と並ぶフェミスト官僚の牙城です。

 そのフェミニズム官庁のトップに、小宮山洋子といふウルトラフェミニストが就任したのだから、国民はたまつたものではありません。厚生労働省のフェミニズム政策が急加速されたことは言ふまでもない。

 小宮山フェミ大臣は、厚労省の所管である年金の第3号被保険者制度の廃止作戦を展開したばかりか、配偶者控除もセットで廃止してやらうとがむしやらに突つ走ります。

 小宮山フェミ大臣言行録によると、
 「第3号被保険者制度は、本当におかしな仕組み」
 「配偶者控除制度は、働き方や生き方に中立でない制度」
 「配偶者控除の見直し議論を急ぐべきだ」
 と、財務大臣も兼任してゐるつもりらしく、配偶者控除と第3号被保険者制度を排撃する発言を繰り返します。

 しかし、民主党内にも、配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止に反対する少なからぬ勢力が存在し、配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止で党内が一本化することはついにありませんでした。

 そして、あの平成24年12月の総選挙で、民主党が歴史的な大敗を喫し、自民党が政権を奪還。配偶者控除と第3号被保険者制度を廃止して専業主婦を撲滅せんと謀つた小宮山フェミ大臣の野望は潰え去つてしまつたのです。

 小宮山フェミ大臣御自身も小選挙区で敗れ、比例でも復活ならずに落選。翌年一月、自分のホームページで引退を表明します。ウルトラフェミニストが政界から一人消えてくれたことは邦家のために誠に賀すべき出来事だつたといはねばなりません。

 ところで、配偶者控除と第3号被保険者制度を廃止するといふ小宮山フェミ大臣の政策は、果たして日本の女性たちからどれほどの支持を受けてゐたのでせうか?
 
 小宮山サンが大臣在任中の平成23年11月、週刊文春が掲載した2011年度版「女が嫌いな女ランキング」といふアンケート調査があります。

 この記事によると、1位から10位までの顔ぶれはこんな人たちでした。カツコ内は前年度の順位です。

 1位 沢尻エリカ(2位)
 2位 和田アキ子(3位)
 3位 谷亮子(1位)
 4位 久本雅美(4位)
 5位 前田敦子(41位)
 6位 蓮舫(5位)
 7位 藤原紀香(10位)
 8位 神田うの(12位)
 9位 磯野貴理子(8位)
 10位 小宮山洋子(圏外)

 驚くべきことに、小宮山フェミ大臣が、前年度の圏外から堂々10位に躍進してゐるではありませんか。

       (この項続く)
■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第3回)


 子供手当の財源に配偶者控除を充てるのは社会主義的!
 民主党のバラマキ施策を攻撃した自民党



 
 安倍晋三君のチャランポランぶりを正しく認識していただくためには、民主党政権時代のことをお話をするのが一番いいかもしれません。民主党政権時代、つまり自民党が野党だつた時代ですね。この頃、自民党が民主党をどんな風に攻撃してゐたかといふお話です。

 自民党は、民主党政権時代の平成22年12月、民主党の政策を痛烈に批判した、ある文書を発表しました。

《安心・安全の日本復活“民主党不況”からの脱却》と題した文書で、翌年度予算と税制に関する自民党の基本方針が縷々説明され、民主党政策への批判に満ちたものでした。

 この文書の中で、自民党が集中的に攻撃したのが民主党の「財源なきバラマキ政策」なんですね。

 民主党の《バラマキ4K施策》としてやり玉にあげたのが、子供手当、高速道路無料化、農家の個別所得補償、高校授業料無料化です。

 《バラマキ4K施策》の撤回を求めた上で、子供手当について、こんな具合に攻撃してゐるのです。

《特に「財政的児童虐待」との指摘もあるように、子ども手当の財源については、「控除から手当へ」の考え方の下、配偶者控除や扶養控除を充てるとしているが、まさに、自助よりも公助を優先する社会主義的な発想と言わざるを得ない。》

 驚きましたね。子供手当の財源に配偶者控除や扶養控除を充てるのは、社会主義的だ!と叫んでゐるのです。この頃の自民党は、まともだつたといふか、結党精神である社会主義に対する批判的精神がまだ残つてゐたことに、驚きと感動さへ覚えてしまひます。

  文書は続けてかう言ひます。

《さらに、負担増を避けたいというポピュリズム的発想の中で、その不十分な財源すら確保できないことが予算迷走の一因となっている。「努力するものが報われる」との基本的考え方からすれば、控除は残し、給付は真に必要な人に限定すべきである。》
 
 「努力するものが報われる」。いい言葉ですね。「努力するものが報われる」といふ精神に則つて、配偶者控除を存続させよ。これが当時の自民党の主張だつたわけです。

 この文書のエライのは、「家族の結び付き」といふ観点から、「個人所得課税」について論じてゐるところです。

《所得税・住民税については、その構造次第では、家族の結び付き、絆を根本から揺るがしかねず、個人の価値観やライフスタイル、家族構成等の観点からの議論が不可欠である。》

《特に、子ども手当の財源として、昨年、年少扶養控除を廃止したばかりでなく、今回手当の上積みのために成年扶養控除の大幅縮減を決めたほか、配偶者控除の廃止などを提起したことは、まさに理念なきバラマキ施策のための財源あさりのために所得税体系を壊す、本末転倒の議論と言わざるを得ない。》

 所得税や住民税は構造次第では家族の結び付きと絆を根本から揺るがしかねない!
 
 まるで、配偶者控除廃止に向けて暴走する安倍総理を戒めるために書かれた文言ではありませんか。

 安倍晋三君も、取り巻き連との会食はほどほどにして、自民党が4年前に発表した、本来の自民党らしさを残したこの貴重な文書でも読み返してほしいものです。


                (この項続く)




■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第2回)
 


 財務相と厚労相に配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止を指令した暗愚宰相


 


 日本中のフェミニストに歓喜の声をあげさせ、安倍晋三君を一躍フェミニストたちの希望の星に変貌させたのは、彼がこんなことを口走つたからです。

《麻生大臣、田村大臣には、女性の就労拡大を抑制する効果をもたらしている現在の税・社会保障制度の見直し及び働き方に中立的な制度について検討を行ってもらいたい。》

 この発言が飛び出したのは、3月19日に官邸で開かれた第1回経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議の席です。会議の議長でもある内閣総理大臣安倍晋三君が最後におごそかに、麻生財務大臣と田村厚生労働大臣に、こんなことを命じたのです。

 安倍総理の発言を誰にも分かりやすく表現すると、

 麻生財務大臣に対しては、《配偶者控除の廃止に向けて検討を始めよ》

 田村厚生労働大臣に対しては、《年金の第3号被保険者制度の廃止に向けて検討を始めよ》

 といふことになります。

 安倍総理はいともあつさり、言明してくれちやつたわけですね。1200万もの世帯に大幅増税と年金保険料の負担を強いる上に、日本の家族の在り方を激変させかねない政府の最重要課題についての結論を。配偶者控除も第3号被保険者制度も廃止せよ、と。

 フェミニストたちが彼を希望の星とあがめたてまつる理由を御理解いただけたと思ひます。

 この暗愚宰相は、総理になつてから、配偶者控除と第3号被保険者制度がいいとか悪いとか、存続すべきか廃止すべきか、なんて一度も国民に説明したことはありません。

 経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議の席で唐突に持ち出し、財務大臣と厚生労働大臣に命令を下す形で、事実上の政府決定事項として既成事実化を図ることを目論んだわけです。

 こんな総理大臣が、家族を大切にしませうなんて国民に訓戒を垂れてゐる。笑止です。この人の頭の中では、家族を大切にすることと、配偶者控除制度と第3号被保険者制度を廃止することが、どこかで密接に結びついてゐるらしい。この人、頭の回路がどこかで切れてゐるのでせうね、きつと。私が彼を暗愚宰相と呼ぶ所以です。

  (この項続く)
 




■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第1回)
 


 ーフェミニストの希望の星となつた安倍総理大臣―




 
 まづ、次の発言をお読みいただきたい。

《今、専業主婦であれば子供を産むとは限らなくて、逆に専業主婦で何もしないのが多いんです。子供も産まないで。つまり、人生に前向きかどうかというと、働く女の人は前向きで、子供を産みたいわけ。働かないで家でごろごろしている主婦が、子供を今産まないんです。逆になっているので、先ほどの委員に時代とのずれを少しわかってもらったほうがいいので、つまり、パラサイト・シングルっているけれども、今、パラサイト・ワイフというのができてきた。つまり、変な生命力のない人たちがたくさん生じていて、お金を持ってぶらぶらしているんですよ。消費にはいいかもしれないけれども》

《そういうところで、何か政策誘導的なものを作らないと、そういう人は淘汰してもらうなり何なりしてもらわないといけない》

 この発言を要約すると、働かないで家でごろごろしてゐる役立たずの専業主婦を淘汰してもらひたい、いふことに尽きます。

 我が国においては、女性の敵は女性です。

 フェミニストといふ名の女性が、専業主婦である女性を敵視してやまず、専業主婦を地上から抹殺しようとしてゐる。これ3が、日本社会における女性対女性の敵対的構図といへます。

 専業主婦を淘汰せよとフェミニストたちが勝手にほざいてゐるうちは害は少ないが、問題は、専業主婦淘汰に執念を燃やすフェミニストたちが政府部内にはびこつて、政府の政策を動かし始めてゐることなのです。国民の知らない間に。

 
 この勇ましい発言の主もフェミニストで、ここに紹介したのは、政府の税制調査会におけるフェミニスト委員の発言です。(平成17年、税制調査会第37回基礎問題小委員会)

 政府の税制調査会といふのは、我が国の税制を決定する事実上の最高機関です。その税制の最高決定機関に、多数のフェミニストたちが委員として名を連ねて専業主婦淘汰論を展開し、フェミニストたちの思ふ方向に議論を引きずつてゆく。これが、長年繰り返されてきた税制調査会の実態にほかなりません。

 専業主婦憎悪の念に満ちたフェミニスト委員たちが、憎んでも余りある制度が、配偶者控除と年金の第3号被保険者制度です。

 配偶者控除と第3号被保険者制度なんていふ専業主婦優遇制度があるから、あの女たち(専業主婦のことですね)は、外に出て働きもせず、亭主の稼ぎで食つて、家でごろごろごろしてゐられるのだ。配偶者控除と第3号被保険者制度なんて一日も早く廃止してしまへ。さうすれば、あの女たちも外に働きに出ざるをえなくなるだらう、とフェミニスト委員たちは息巻いてきたわけです。

 配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止はフェミニストたちの長年の悲願でした。

 民主党政権下で一時、フェミニストたちの長年の悲願が達成されさうになりました。民主党がマニフェストに配偶者控除の廃止を盛り込んだからです。しかし、民主党の配偶者控除廃止の動きも頓挫してしまひ、フェミニストたちを大いに失望させたのでした。

 政権が自民党に戻つて、フェミニストたちも、これで悲願達成がまた遠のくかと落胆してゐたのですが、なんと自民党に、フェミニストたちの悲願を達成してくれさうな希望の星が彗星のやうに現れてくれたのです。
 
 その人物こそ、自民党総裁にして内閣総理大臣の安倍晋三君なのであります。


 (この項続く)

 





プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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