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■『天皇と宮内庁の「背信」』出版のお知らせ


 Kindle版『天皇と宮内庁の「背信」』を出版しました。

 内容及び目次は下の如くです。

 テーマは、すでに譲位すると決意してゐた天皇が、なぜ「御陵と喪儀に関する所感」を明らかにしたのか―といふ問題です。

 「御陵と喪儀に関する所感」は、「自分は天皇として崩じる」といふ前提で語られてゐます。「自分は天皇として崩じる」といふのは、「終身天皇」の宣言でもあつたわけです。

 この問題は本ブログでも取り上げたことがありますが、本書はすべて新たに書き起こしたものです。

 譲位を決意しながら、一方で、「終身天皇」と宣言した天皇。国民に対する「背信」ともいふべきこのやうな事態がなぜ出来したのか、その謎解きに迫つたのが本書です。

 譲位問題と御陵・喪儀問題とは密接に結びついてゐて、御陵・喪儀問題は譲位問題のテストケースでもあつた、といふのが本書の結論です。

 いろいろ調べてみると、宮内庁が御陵・喪儀問題の公表にあたつて、姑息極まりない小細工を様々に弄してゐたことも分かつてきました。そのへんのことも図版入りで詳しく説明してあります。

 本書によつて、宮内庁といふ役所のデタラメぶりを知つていただければと思ひます(あへて天皇とは申しません)。

 「宮内庁といふ役所」といつても、宮内庁の圧倒的多数の職員は皇室の伝統を守るべく職務に精励してゐて、悪いのは他省庁から天下つた(横すべりした)官僚たちであることを付言します。

 従つて、本書のタイトルを正確に表現すると、『天皇と天下り宮内官僚たちの国民に対する「背信」』といふことになります。

  

●『天皇と宮内庁の「背信」』 千葉展正著 (Amazon Kindle版)

(内容紹介)

天皇が宮内庁の側近らに譲位の意思を明らかにしたのは平成二十二年にさかのぼる。天皇の譲位への意思は固く、宮内庁は天皇譲位に向けて水面下で動き始めた。関係者の間で譲位の時期について了解された頃、宮内庁から不可思議な発表がなされた。御陵と喪儀に関する天皇の所感が明らかにされ、宮内庁は陛下の「お気持ち」を体現すべく、合葬と火葬の検討に着手する―。それはまた、今上天皇による、天皇として崩じるといふ意思の表明でもあつた。しかしこの時、天皇が既に譲位を決断してゐたとしたら? 譲位を決断してゐながら、一方で、天皇として崩御すると言明した天皇。これは天皇及び宮内庁の国民に対する「背信」ではないのか? 譲位問題と御陵・喪儀問題が複雑に絡み合ふ中で、天皇と宮内庁はなぜ国民への「背信」を犯すに至つたのか、その深層に迫る。



◎目次

 ・はじめに
 ・第一章 謎めいた御陵・喪儀問題の発端

  ▼御陵・喪儀問題をめぐるドタバタ劇
  ▼宮内庁が発表した「天皇陛下」の「御陵・御喪儀」
  ▼「天皇としての喪儀」について語つた天皇

 ・第二章 今日展開してゐた譲位問題

  ▼早くから固まってゐた「平成三十年譲位」
  ▼平成二十五年には官邸に報告

 ・第三章 御陵問題「天皇の感想」への疑念

  ▼天皇の「感想」の中に仕込まれた「嘘」
  ▼姑息な陵墓面積の比較方法の変更
  ▼陵墓の面積は「従来の半分」と強弁した宮内庁
  ▼御陵と葬送方法の制度化に成功した天皇
  ▼譲位問題のテストケースとしての御陵・喪儀問題










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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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