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◆「一票の格差」違憲無効訴訟ゴッコ(十七)

 「違憲判決」常習犯から違憲訴訟魔に鞍替へした泉德治
  東京都議選無効訴訟で敗訴

 
 東京高裁と広島高裁松江支部で升永英俊一派の違憲無効訴訟ゴッコの判決(いづれも請求棄却)があつた今日(12月25日)、東京高裁では東京都議選の無効訴訟の判決があつた。

 原告は泉德治。このブログではおなじみの升永英俊の片腕にして、「違憲判決」常習犯の元最高裁判事が、6月の都議選で「1票の格差」が最大3・20倍あつたのはケシカラン、憲法違反だ、自分の住む練馬区の選挙は無効だと、訴訟に及んでゐたのである。

 判決は請求棄却。

 どこかの新聞が、泉德治が提訴した時、
《「憲法の番人」の役目を担った元最高裁判事が「一人の都民として提訴した」という異例の訴訟は波紋を呼びそうだ》
なんて書いてゐたけど、波紋なんか呼ぶわけがない。「違憲判決」常習犯が違憲訴訟常習犯に鞍替へしただけなんだから。

 東京都議選の判決(大竹たかし裁判長)は随分まともなことを言つてゐる。

《原告は千代田区の選挙区が格差の原因だと主張するが、特別区の住民の考えを都政に反映させるため代表となる議員を選ぶことには合理性がある。都議会には幅広い裁量があり、地域のバランスを取ることなどを考慮すれば許されないほど大きな格差とは言えない》

 公選法では、人口が少なくても一選挙区とする特例を条例で設けることができる。東京都ではこの規定に従つて、人口が少ない千代田区と島部をそれぞれ一選挙区とする特例を条例で定めてゐる。

 千代田区(定数1)と北多摩第三(定数2)との間で3・20倍の格差があるのはケシカラン―これが泉徳治の主張だつた。これを《地域のバランスを取ることなどを考慮すれば》と、至極真つ当な理由で一蹴した裁判長は偉かつた。

 都道府県議会選挙で5倍程度の格差なんて全国至るところに存在する。こんな訴訟にいちいち「違憲」だとか「違憲状態」判決なんか出したら、泉徳治のやうな違憲訴訟常習犯が全国に跋扈して手がつけられなくなる。

 
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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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