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■日本国総理大臣安倍晋三は「専業主婦の敵」である
 配偶者控除を廃止したがる暗愚宰相に関する一考察(第5回)


―「専業主婦撲滅論者」小宮山洋子元厚労相がエールを送る安倍総理のジェンダーフリー政策(続)―




 「専業主婦撲滅論者」小宮山洋子元厚労相のお話の続きです。

 週刊文春が平成23年11月に掲載した2011年度版「女が嫌いな女ランキング」ほど、厚生労働大臣時代の小宮山洋子サンが日本の女性たちから毛嫌ひされてゐたかを教へてくれる記録はありません。

 1位 沢尻エリカ(2位)
 2位 和田アキ子(3位)
 3位 谷亮子(1位)
 4位 久本雅美(4位)
 5位 前田敦子(41位)
 6位 蓮舫(5位)
 7位 藤原紀香(10位)
 8位 神田うの(12位)
 9位 磯野貴理子(8位)
 10位 小宮山洋子(圏外)

 政治家で10位以内に登場してゐるのは、谷亮子、蓮舫、小宮山洋子の三人で、みんな当時の民主党の政治家です。

 次期オリンピック金メダルへの道を放棄して政治にすり寄つた谷亮子が女性から嫌はれ、事業仕分け「仕分け人」の時の横柄かつ高圧的かつクソ生意気な態度で悪名を轟かせた蓮舫が女性から嫌はれるのは至極納得がゆきます。

 このお二人と同じレベルで日本の女性たちから嫌はれてゐたのが小宮山洋子サンなのでした。

 タレントへの好き嫌ひは、顔が嫌ひ、話し方が嫌ひ、態度が嫌ひ、生き方が嫌ひ、で決まるとしても、政治家への好き嫌ひの場合は、政治家としての活動への好悪も反映してゐるはずです。

 小宮山洋子サンの場合には、高慢ちきな態度が嫌はれたと同時に、彼女のフェミニズム臭も女性たちから総スカンを食らつてゐたことは明らかです。いくら態度が高慢ちきでも、小宮山洋子サンのフェミニズム政策が大好きといふ女性が多ければ、「女が嫌いな女ランキング」のベストテンなどに顔を出したりはしないでせうから。

 さて、配偶者控除と第3号被保険者制度を廃止に追ひ込むといふ小宮山厚生労働大臣の専業主婦撲滅作戦は失敗に終はり、失意のうちに政界を去つた小宮山洋子サンでしたが、政界引退後もブログで近況などを綴つてをられます。

 元厚労相が書き込んだ、ことし3月20日の記述はとても興味深いものです。タイトルは《働く女性の制度の壁、見直しへ 》。ちよつと読んでみませう。

《女性が能力を発揮して働くことを妨げる、税制や年金などの制度の壁を見直す議論が、政府で行われています。19日に開かれた、政府の経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議で、安部総理が、働き方を制約しない税・社会保障制度の見直しを検討するよう指示しました。現状では、税制では、103万円を収入が超えると配偶者控除がなくなるため、その範囲内で働き止めをしているケースが多くみられます。また、130万円以内だと年金や医療の保険料を払わないですむという社会保障制度の問題もあります。専業主婦の第三号被保険者問題といわれているもので、この場合は、夫が支払うのではなく、独身の人も、母子家庭の母親も、その年金の仕組みに入っている人たちが、サラリーマンの妻の保険料を支払うという、どう見ても不公平な制度になっています。》

《私は、NHK解説委員としても、政治家としても、見直しを主張してきました。政権を担ってい時には、大震災などがあったこともあり、政治の中で優先順位を上げることができずに、実現できませんでした。》

《配偶者控除の廃止、第三号被保険者制度の改正、社会保険の適用拡大を、総合的に進めて、働く意欲のある女性が、せいいっぱい働けるようにすることが、必要だと思います。諮問会議の学者などのメンバーが重要課題としてあげている、待機児童解消、労働時間の短縮、女性の働き方を阻害している制度の是正などを、合わせてすることだと思います。こうしたことが実現してこそ、政権がめざしている、女性の活力をいかす働き方ができるのです。》
 
 3月20日といふ日付に注目していだだきたい。

 内閣総理大臣安倍晋三君が第1回経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議で、財務大臣と厚生労働大臣に、配偶者控除と第3号被保険者制度の廃止に向けて検討を始めよと指令を飛ばしたのが3月19日。その翌日なんですね、この記事が書かれたのは。

 安倍首相の発言に我が意を得たりとばかりに、配偶者控除などを廃止してこそ、安倍政権が目指す《女性の活力をいかす働き方ができる》と安倍晋三君にエールを送つてゐるわけです、この「専業主婦撲滅論者」の元厚生労働大臣は。

 私がどうしても果たせなかつた配偶者控除や第三号被保険者制度を廃止して専業主婦を撲滅しようといふ夢を、なんと自民党の安倍総理が叶へてくれようとしてゐる! ウレシーイ! 頑張れ安倍晋三君! とは書いてないが、そんなヨロコビが行間に横溢してゐるやうです。 


 (この項続く)



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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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