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■安倍パフォーマンスは専業主婦殲滅作戦のカムフラージュ
 影で糸を引く南部パソナの野望
 

 安倍首相が狂つたやうに「女性が輝く社会を」と国の内外でカネや太鼓をたたきまはつてゐる姿は、いかにも異様である。

 一国の宰相が、忙しいスケジュールを裂いて、女性の管理職を30%にしますと訴へるためだけに、わざわざ女性編集者たちを集めた会合を開くだらうか?

 「ジェンダーフリー断固反対」と叫んでゐた人が、急に愛想笑ひをふりまいてフェミニストたちに接近し、彼女たちの口マネをはじめたものだから、フェミニストたちこそ気味悪いがつてゐる。そして「何か裏があるんぢやないの?」と猜疑心に満ちた目で安倍パフォーマンスを眺めてゐる。
 
 フェミニストたちの直観は正しい。確かに裏があるのである。

 最近の安倍首相のフェミニストもどきのパフォーマンスは、あることを隠すためのカムフラージュといへる。専業主婦殲滅作戦を隠すためのカムフラージュ。

 専業主婦を家庭から追ひ出して労働市場に駆り出すためには、配偶者控除を廃止するのが一番効果的だ。しかし、配偶者控除の廃止だけ言ひだしたのでは、専業主婦家庭が増税になるのは明らかだから、抵抗が強い。そこで「女性の輝く社会を」といふ甘つたるい糖衣にくるんで、ドサクサまぎれに国民にのませてしまへといふのが安倍パフォーマンス作戦―専業主婦殲滅作戦のシナリオだ。

 安倍首相は一人で勝手にフェミニスト踊りのパフォーマンスを始めたわけではない。裏で糸を引いてゐる演出家が存在する。安倍パフォーマンスの黒幕として名前が取りざたされてゐるのが、覚醒剤で逮捕されたASKA事件で一躍悪名を馳せたあの方―パソナグループ代表の南部靖之だ。
 
 配偶者控除が廃止して、日本中の専業主婦が大量に労働市場に流れ込むと、はかりしれない利益を享受できる業界がある。人材派遣業界だ。

 主婦が労働市場に大量流入すると、人材派遣業界の中でも飛躍的な業績向上が見込まれるのがパソナグループといはれる。

 パソナグループは主婦に特化した派遣の分野では業界のトップで、お客(派遣労働者)としてすでに多くの主婦を抱へてゐるが、そもそもパソナは、《育児を終えてもう一度働きたいと願う主婦に働く場を提供したいという思いから人材派遣業をスタート》(同グループHPより)した会社なのだ。 
 
 安倍―南部ラインのこのへんのカラクリを教へてくれるのが例の「国家再興戦略改訂版」である。

 南部靖之は小泉政権で構造改革を進めた竹中平蔵をパソナグループ取締役会長として取り込み、安倍首相はその竹中平蔵を産業競争力会議のメンバーに送り込んだ。

 今、産業競争力会議を事実上動かしてゐるのは、パソナグループ会長でもある竹中平蔵で、竹中平蔵の圧倒的な影響下に作成された文書が「国家再興戦略改訂版」といふことになる。

 (この項続く)


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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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