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■夫婦別姓のカラクリ(6)

シナリオ通りの最高裁判決
「夫婦同姓」は合憲、「100日超の女性の再婚禁止」は違憲




 夫婦同姓と、女性の再婚禁止期間に関する民法の規定に関して、最高裁大法廷が昨12月16日に出した判決は、夫婦同姓を定めた民法第750条の規定は合憲、離婚した女性は6カ月間再婚できないとする民法第733条1項の規定は100日を超える期間については違憲といふものだつた。

 この2つの判決には、いろいろな見方がある。

 夫婦別姓に反対してきた保守派は、夫婦同姓規定の合憲判決を妥当と受け止め、再婚禁止期間の違憲判決については、父権の確定を否定したわけでむなく、再婚禁止期間を設けること自体を禁止したわけでもないので、期間の短縮はやむをえないかといつた反応だ。

 一方のフェミニズム勢力は、夫婦同姓規定の合憲判決を不当と受け止め、再婚禁止期間の違憲判決については歓迎してゐる。

 私からいはせると、夫婦同姓規定に合憲判決を出し、再婚禁止期間に規定について違憲判決を出すのは、最高裁の当初からのシナリオだつたといふしかない。

 このシナリオは、この両方の訴訟をセットにして同じ日に判決を言ひ渡すと最高裁が決定した時から確定していたはずである。

 (この項続く)
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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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