◆フェミニストに騙されて民法婚外子規定「改正」に賛成する保守派議員
◆上野オバハンがまた嗤ふ「そんなことやってしまっていたボクちゃん」

 上野千鶴子といふ怖いフェミニストのオバハンの名前は誰でも知っていると思ふ(この人をオバ○○ンと呼ぶと殺される)。男性嫌悪及び結婚憎悪思想に凝り固まつた教条主義的フェミニストである上野オバハンが、《男社会のアキレス腱を撃つ》といふ勇ましい文章を『なくそう婚外子・女性への差別』(明石書店)といふ本の中に書いてゐるのでちよつと紹介しよう。

《 ―男社会のアキレス腱を撃つ―
                   上野千鶴子

 結婚の中でも、結婚の外でも子どもは生まれる。あたりまえの事実だ。
 結婚している女でも、子どもの父は夫であることもあるし、夫でないこともある。女なら誰でも知っていて、だが男が最も怖れている、事実だ。
 結婚とは、何より、子どもの帰属を決めるための制度だ。嫡出の原理とは、子どもの正しい生まれ方と正しくない生まれ方とを区別する。男に所属した女が産む子どもだけが、「正しい生まれ」とされ、男に所属しない女と子どもは婚外子として差別される。》

《非婚であれ、事実婚であれ、離婚シングルであれ、この社会は、シングルマザーを心理的に追い詰め、社会的に差別し、労働市場から排除し、貧困に追いやってきた。シングルマザーとその子どもたちが経験してきたこの困難は、男に所属しない女と子どもに対するペナルティでなくて、なんだろうか。》
 
《田中須美子さんの闘いは、たったひとりの女の不服従を男社会につきつけた。それが男社会のアキレス腱だったことを、世に示した彼女の功績は大である。》

 《子どもの正しい生まれ方と正しくない生まれ方》だとか《男に所属した女》なんて表現に教条主義的フェミの面目が躍如としてゐるが、この文章に出てくる田中須美子といふ人物は、この本の編者である「なくそう戸籍と婚外子差別・交流会」の主催者であり、もとはといへば、《婚外子に対する戸籍続柄差別記載の撤廃を求めた裁判》の原告である。つまり、夫婦同姓がイヤだとか嫁の役割強制がイヤだとか言つて婚姻届を出さずに男との共同生活を続けたあげく、子供が生まれると、嫡出子と非嫡出子を区別するのは憲法違反だとか何だとか騒ぎ立てて、法廷闘争に持ち込んだ、よくあるクレマー的体質をもつたフェミニズム運動家のひとりなのだ。

 日本中にウジャウジャゐる、こんなクレーマーフェミニストたちを、《婚外子問題は男社会のアキレス腱なのよ》となんとか言つて、煽りに煽つてきたのが、ほかでもない上野オバハンなのである。

 我が日本国には「男女共同参画社会基本法」といふうおぞましいフェミニズム基本法が存在する。この法律がフェミニズムの地雷を抱へてゐることなど夢にも知らない官僚や自民党議員たちが口をポカンと空けてゐる間に、フェミニズム議員たちが野中広務(官房長官)らと謀つて国会を通したといふ顛末に、上野オバハンは笑ひが止まらなかつたらしい。

《つまり、納得しながら進めてきたんじゃなくて、あれよあれよと大澤委員に寄り切られて、ふりかえったら「そんなことやってしまっていたボクちゃん」(笑)ということなんでしょうか》(上野千鶴子対談集『ラディカルに語れば』平凡社)と、同法の首謀者のひとりである大澤真理と一緒に呵々大笑してゐた上野オバハン。

 婚外子問題がフェミニストらのフレームアップだといふ認識さへない自民党党議員たちがポカンと口を空けたまま、民法「改正」案に賛成票を投じたりしたら、上野オバハン、「そんなことやつてしまつてゐたボクちゃん」とまたまた腹をかかへて嗤ふだらうなあ。




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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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