◆小泉純一郎、もつとやれやれ《原発ゼロ》発言
 小泉政権の罪状を暴く好機が到来した

 民法大改悪だとか天皇の葬送火葬化だとか、不快な動きが次々に起きる中で、私にとつて最近楽しいニュースがひとつだけある。それは小泉純一郎の《原発ゼロ》発言だ。私はひそかに、小泉純一郎よ、もつとやれやれ《原発ゼロ》発言、と思つてゐる。

 お前は反原発派かつて? んなわけがない。

 原発がなくなれば日本にバラ色の将来が訪れるがごとき幻想をふりまくこのデマゴーグが、共産党や社民党、鳩山由紀夫だのといふ反日勢力と手を組んで、《原発ゼロ》運動を派手派手しく展開してくれればどうなるか? この男の頭の中がカラッポであることに誰しも気がつかざるをえないのである。

 小泉純一郎が選挙で自民党を歴史的圧勝に導いて以来、小泉を天才政治家と信じ切つてきたアホな保守派の連中も、《天才政治家》の正体を知つて今度こそ目をさますかもしれない。

 我が国の首相が自虐談話を発し続けるのも、北朝鮮拉致問題が解決しないのも、政府のフェミニズム政策が悪化し続けるのも、すべて小泉長期政権に由来することを忘れてはならない。

 今、民法大改悪問題や天皇葬送問題で忙しくて、小泉政権の罪状を詳述してゐる余裕はないが、 小泉首相が村山談話顔負けの自虐談話を乱発した次第については、以前このブログに書いた記事があるのでお読みいただきたい。
  http://tensei211.blog.fc2.com/blog-category-10.html

 日本政府のフェミニズム化に小泉政権が果たした役割ははかりしれない。男女共同参画社会基本法が成立したのが、平成十一年。小泉内閣が成立したのが平成十三年。日本政府のフェミニズム路線は事実上、小泉政権五年間の間に確立され定着した。

 小泉純一郎の頭の中がカラッポであることをよく示すエピソードをひとつだけ披露しよう。

 首相に就任早々、小泉は坂東真理子・男女共同参画局長と一緒にランチを食べながら、坂東にかう聞いた。

 《女性のためになる政策をやりたいが、ひとつだけあげるとすれば何か?》

 坂東真理子は答へた。

 《保育所をたくさんつくることです》

 そこから、悪名高き《待機児童ゼロ作戦》がスタートした。男女共同参画局によつてデッチあげられた「待機児童三十万人」といふ嘘が日本中にまき散らされた。

 《待機児童ゼロ》《原発ゼロ》― これらの、分かりやすすぎる単純化されたスローガンは、検討の末の結論でもなんでもなく、デマゴーグの単純極まりない頭脳構造の所産なのだ。

 小泉政権のフェミニズム政策を忠実に継承した安倍政権は今、「男女共同参画」路線に邁進してゐる。

 
スポンサーサイト
コメント
原発
やれやれ、小泉を個人攻撃すれば、原発も正当化できると思っている勘違いさんがまだいたとは。

小泉がどうしようもない悪人だとしても、原発継続が正解という話にはならないから。

世界的にも原発は斜陽。

この数年ずっと、火力、水力、再生可能エネが伸びる中で、原子力だけが減少。

理由は言うまでもなく事故の危険性と、事故が無くても必ずある被ばく作業、
そしてウランの減少、最終処分場の不在、コスト高騰、など。

こんなものをいつまでも正当化するのは無理。
コメントの投稿
トラックバック URL
トラックバック
プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ