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◆「一票の格差」違憲無効訴訟ゴッコ(九)


  戦後初の選挙無効判決を出した筏津順子裁判長と片野悟好裁判長との共通点
 広島高裁裁判長と広島高裁岡山支部裁判長



 広島高裁が、昨年衆院選の小選挙区の区割りを違憲と判示して、広島1区と2区の選挙を無効とする判決を出したのは今年3月25日のこと。

 広島高裁の筏津(いかだづ)順子裁判長は戦後初の選挙無効判決を下した裁判長として一躍時の人になり、この御年62歳(判決時)の女性裁判官について多くの記事が書かれた。筏津判事の職歴や過去の判決は十分すぎるほど紹介されたものの、それらの記事がたつたひとつ書かなかつたことがある。それは筏津順子裁判長と、違憲訴訟運動を繰り広げる升永英俊グループとの「関係」についてである。

 衆院選でやはり「違憲無効」判決を出した広島高裁岡山支部の片野悟好裁判長と、広島高裁の筏津順子裁判長は、ある共通点を有する。それは、過去の職場において、升永グループの天下り判事を上司に持つた、といふことである。

 升永グループ天下り判事と筏津順子裁判長との接点は、東京高裁と東京地裁にあつた。

 筏津判事は平成8年4月から9年3月まで東京地裁判事をつとめ、平成9年4月に東京高裁判事に昇格。平成11年3月まで在任した。

 彼女があこがれの東京地裁判事に就任した時、同時に東京地裁判事部総括として着任したのが、相良朋紀・前最高裁司法研修所所長といふお方。一方、東京地裁の部総括判事には吉戒修一といふ上司もゐた。

 そして、東京地裁判事から東京高裁判事に異動した時、東京高裁の部総括判事として今井功といふ上司がゐた・・・・。

 東京地裁時代の上司だつた相良朋紀判事、吉戒修一判事。そして東京高裁時代の上司だつた今井功判事。

 このお三方が、退官してからTMI総合法律事務所に天下り、現在、升永英俊グループの中核的存在として活躍してゐることは、前々回の片野悟好裁判長の記事に書いた通りである。


(この項続く)
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プロフィール

tensei211

Author:tensei211
ちば・てんせい。ジャーナリスト、政治評論家。フェミニズム論、天皇論を中心に執筆活動を展開してゐる。

北海道芦別市生まれ。千葉県在住。

フェミニズム論をまとめた著作として、『男と女の戦争―反フェミニズム入門』(展転社)など。フェミニズム関係の共著に『男女平等バカ』(宝島社)、『夫婦別姓大論破』(羊泉社)などがある。

執筆には、正仮名遣ひ(歴史的仮名遣ひ)を用ゐる。

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